現代人は年齢や性別関係なく野菜が不足しがちです。
1日当たりの野菜接種目標量は350g(厚生労働省:健康日本21より)と言われていますが、厚生労働省及び農林水産省の調査統計によると、ほとんどの年代で不足していますが、特に20歳代から40歳代の働き盛りの忙しい年齢層の方々の野菜不足が顕著です。
20代の若いうちであれば野菜不足による栄養の偏りが多少あっても仕事や生活に支障はないかと思いますが、年齢を重ねるにつれて影響が大きくなってきます。
単に健康に生活するということだけでなく、質の良い仕事・暮らしをしていくためにも欠かせないことが多くの研究から明らかになっていますので、この機会に野菜不足を補う習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
本当であれば野菜そのものを調理して栄養を摂取するのが一番ですが、忙しい方の場合そんな時間もないということも多いかと思いますので、青汁等を始めとして手軽に野菜不足が補えるものを紹介するとともに、やはり時間がある方は実際に野菜を食した方が間違いなく良いので、有機野菜の宅配サービスなんかも紹介します。
<忙しい方・面倒くさがりの向け>野菜不足を手軽に補えるジュース類や青汁
まず初めに、手軽に野菜や栄養素がとれるものを紹介していきます。
手軽だからと言って効果が薄いわけではありませんので是非参考ください。
ふるさと青汁
健康維持だけでなく美容も取り入れたい方におすすめの青汁です。
「明日葉」と呼ばれる野菜が使われているのですが、ケールの2倍近くのビタミンを持ち、女性が不足しがちな栄養素であるミネラル・カリウムが豊富に含まれています。
野菜不足を感じている方におすすめできる青汁ですので、興味のある方は以下より詳細をご確認ください。
野菜ジュース・青汁の歴史は長い
青汁の起源と呼ばれているものが平安時代の書物「医心方(日本に現存する最古の医学書。)」に記載されているようで、植物の葉を利用した汁といった記載があり、これがそうだと言われています。
平安時代(永観2年(984))に丹波康頼がまとめたものと言われていますので1000年以上も前から青汁的なものがあったと考えられます。
なお、現代の青汁の原型と言われるものは、1943年に飢えをしのぐために食されていた植物の葉が食べにくかったことから、液体なら接種しやすいだろうということで、遠藤仁郎が創案されたと言われています。
その後、1945年に病院食に利用し、栄養食を広める良い機会と考えたが、なかなか一般には受け入れられず、広がりきらなかったと言われています。
現在では青汁の効能も多くの一般人に認知された上に飲みやすくなっているので多くの人が接種していますが、青汁が一般化するのに少し時間はかかり、大きく認知された要因は2つあり、1つが「まずい!もう一杯!」で有名なCM、もう一つが「笑っていいとも!」を筆頭にバラエティー番組の罰ゲームで利用されるようになったことからその認知度が広がっていきました。
おいしくて健康的な青汁が多い
昔はまずかった青汁ですが、現在はほとんどの市販されている青汁が飲みやすくなっています。
野菜嫌いな子供から大人まで接種できるものが増えていますので、ちょっと野菜が不足しているなといった方は青汁を定期的に摂取するようにしてみてはいかがでしょうか。